審美治療
メタルフリーという選択
銀歯にはお口の中で「目立つ」ということ以外にも良くない点があります。
最も注意すべきなのは金属アレルギーです。
金属は長期間の使用によりイオン化して溶け出し、血中に取り込まれることにより金属アレルギーを引き起こすことがあります。
原因不明の肌荒れや頭痛、肩こり、だるさなどは金属アレルギーが原因かもしれません。金属アレルギーは一度発症してしまうとなかなか治りません。
金属アレルギーを治すためには、体に接触している金属を無くすことです。
特にお口の中の金属による治療は良くないと言われております。
金属の詰め物をセラミックに変えてアレルギー症状がなくなった方もいらっしゃいます。
「セラミック」は耐久性と生体親和性があり、世界的にみても 「白い歯」 の補綴の最もお勧めできる材料です。
セラミックによる「白くて、安全」な治療を受けてみてください。
セラミックについて
日本における保険診療において前歯で白い部分は「プラスチック」であり臼歯部での金属は「パラジウム合金」です。
どちらも耐久性と生体親和性に問題があります。
その点「セラミック」は耐久性と生体親和性があり世界的にみても「白い歯」の補綴のベストマテリアルです。
セラミックにも材料の著しい進歩があります。
最近ではセラミックの最大の弱点である「強度」が改善されました。
従来のセラミックの強度の4~5倍のものも出ています。
そのことにより今まで出来なかった部位にもセラミック治療が出来るようになっています。
20代の
審美歯科治療
30代の
審美歯科治療
50代の
審美歯科治療
70代の
審美歯科治療
以下の写真は全てにどこかの歯に審美歯科治療が施されております。
審美歯科治療は年齢に関係はありませんのでそれぞれの年代での治療後です。
審美歯科治療例
前歯部審美歯科治療
- 年代
- 50代
- 性別
- 男性
- 費用
- 135,000円(税抜)
- 治療期間
- 3ヶ月(回数:6回)
- 治療計画
- 前歯部審美歯科治療
- 一言
- 審美的な問題を主訴としていたが、根管治療も行ったため回数がかかった。
予後は良好で、定期的にX線でも確認している
Before
After
前歯部審美歯科治療
- 年代
- 60代
- 性別
- 男性
- 費用
- 135,000円(税抜)
- 治療期間
- 4ヶ月(回数:7回)
- 治療計画
- 前歯部審美歯科治療
- 一言
- 前歯に金属があることと、歯の変色を主訴として来院。再度根管治療を行いシェードを隣の歯と同じにした。予後は良好で、すでに5年以上経過している。
Before
After
臼歯部の審美歯科治療
- 年代
- 30代
- 性別
- 男性
- 費用
- 80,000円(税抜)
- 治療期間
- 1ヶ月(回数:2回)
- 治療計画
- 臼歯部の審美歯科治療
- 一言
- 笑うと奥歯の金属が見えるため、白い詰め物をしていた。充填物はジルコニアで、シェードも歯の色と調和している。予後は良好であり、ジルコニアは破折の心配がないので安心である。
Before
After
メリット・デメリット
メリット
- ・天然の歯の色に近い見た目になる
- ・噛み合わせの機能が向上することがある
- ・銀歯の詰め物よりも長持ちする
デメリット
- ・治療内容により歯を削ることがある
- ・保険治療が適応されないため、費用がかかる
注意事項(リスク・副作用など)
- ※日々の歯磨きを行い虫歯や歯周病の予防をすることで、セラミックの歯を長持ちさせることができます。
- ※素材により衝撃が加わると割れる可能性がありますので、強い衝撃に注意が必要です。
医療費控除が受けられます
医療費控除とは、1年間(1/1~12/31)に支払った医療費と通院にかかった交通費が10万円を超える場合に、一定金額が還付金として返還される制度です。
様々な治療が医療費控除の対象となりますので、医療費控除の対象となるかどうかなど、ご不明な点があれば担当医までお気軽にお尋ねください。
医療費控除について詳しくはこちら